私は、実際にはニオっていないのにニオイがするという現象がしばしば起こる。
大概は、煙りや生ゴミ、コーヒーのカス、汚れた排水溝、ガスのニオイなどがする。
臭くて仕方がないのでいろいろ調べるのだけど、ニオイの発生源は見当たらないのだ。
同じ空間にほかの人がいるときは、いま部屋が臭くないか尋ねてみる。
すると、ほぼほぼ「わからない」や「べつに臭くないよ」という答えが返ってくる。ならば私の気のせいなのだろうと、これまでずっと気にしないように過ごしてきた。
この症状を自覚するようになった時期については覚えていないけれど、会社勤めを辞めた7〜8年前にはすでにあったような気がする。
さて、以上のような幻臭に悩まされているのだけど、一人暮らしである今は、誰かにニオイを確認してもらう機会は少ないため、本当に部屋が臭いのか確認してもらうことができない。
配達の人が来て玄関を開けた時に「わっ、この部屋クサッ!」と思われてるかもしれない。
ケースワーカーさんが部屋に入った時に「クサッ!」と思われてるかもしれない。
そうしたら「不潔な人」「生活管理ができない人」だと人間性まで疑われてしまうかもしれない。
そういった不安が常に拭えないでいる。
ただ、先にも言ったようにニオイの発生源は分からないため、とにかくニオイが出そうなゴミは臭わないように捨てようと思った。
ゴミ箱はすべて蓋付きにし、小さなゴミでも洗って捨てたり、いちいち袋に入れて口を密閉して捨てたりしている。
キッチンや浴室の排水溝はこまめに洗浄剤を流している。
やることが増えてしまい、少々疲れてきてしまった。
そこで、今日の精神科受診の際に主治医に尋ねてみた。
ネットで検索したら「なぜそのような症状が出るのかは分かっていない」という内容のものがほとんどだったため、まあ伝えたところでどうにもしようがないのだろうなと、良い答えは期待はしなかったけど。
そして主治医の答えはというと…
自我が脅かされている。
というものだった。
自分を脅かすものとしての異臭。
その異臭が普通の人には分からないかすかなニオイであったとしても非常に臭く感じているか、もしくは何もニオイがしないのに臭いと感じているのでは。
とのことだった。
「ニオイに過敏になっているということですか?」と尋ねたところ、そうゆうことではないらしい。
そして、幻覚を抑える薬を出しましょうか?と言われたのだけど、なんかそれ怖いなぁ〜と思ったので今回は断った。
薬は、今以上に困るようになったら改めて検討しようと思う。
おちまい
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