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絶対安静の時間をおよそ6時間と書いてしまいましたが、実際はもっと長かったような気がします。
当時の記憶が曖昧だったので詳細が思い出せない部分があります。 申し訳ありません。
また、病院によってやり方には多少違いがあると思います。
以上を踏まえて、参考程度に呼んでいただいて楽しんでいただければと思います。
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ワイが腎生検をやったのは数年前(2019年)。
組織を取るときは、うつ伏せになった状態で腰に部分麻酔をして、あとは先生におまかせ。
先生がエコーで腎臓の位置や形を確認しながら組織を採取する。
ワイはお腹の下に棒状に巻いたバスタオルを置くと腎臓が見やすいとのことで、急遽みぞおちのあたりにバスタオルの団子を挟まれた。
タオルでみぞおちを圧迫されるため、非常に苦しかった。
「先生、苦しいんですけど」
と言ったところ、
「バイタルは問題ないから、このままやっちゃいますね~」
とのことで、タオルは外してもらえず。
そのまま最後までやり通しました。
ワイ、がんばった!
採取が終わったらベッドを移動して病室に戻るのだけど、出血しないように絶対に動いてはいけないとのこと。
先生や看護師さんたちがワイが寝ているシーツごとワイを持ち上げて、隣に用意してあるベッドに移すのだけど、そのとき気を使って体を少し動かそうとしたら、
「ダメ! 動いちゃダメ!!」
と強く言われ、
なるほど・・・本当に少しでも動いてはいけないんだなと理解した。
なので、全身まるごと看護師さんたちにおまかせすることにしたのだが・・・
ここでアクシデントが発生!
ひとりの看護師さんが、気づかないうちにベッドの電動リクライニングのペダルを踏んでしまったのだ!
ワイはうつ伏せだったため、ウィィィイイーーーンとどんどんエビぞりになっていった。
看護師さんはワイを持ち上げることに集中していて気づかない。
これ、動いちゃダメを通り越して背骨をやられるパターンじゃね!?
と焦ったのだが、すぐそばにいた医師が気づいてくれて、
「踏んでる!踏んでる!」と言って止めてくれた。
よかった~!
しかしこのアクシデントがワイにはもうおかしくておかしくて、心の中で大笑いしていたのであった。
まあ、ここまでは麻酔もしちゃって痛くもないから、そんな大変な施術ではない。
うつ伏せで寝ていれば終わってしまうのだ。
腎生検でイヤなのは、このあとの絶対安静である。
少しでも動いてはいけないというのは、正直なところ拷問に近い。
スマホを見ることさえ許されないのだ。
もう二度と腎生検なんてやりたくねぇーっ!
とワイは思った。
が、人間は「喉元すぎれば」な生き物である。
過去に経験した苦痛は、月日の経過とともに薄れていってしまうものだ。
あれから数年たったワイは、「腎生検?ぜんぜん余裕だぜ!」くらいに今は思っている。
でも、また腎生検をやったら「やっぱこれヤダーッ!」となるんだろうなぁ。
おちまい
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