お盆の少し前だっただろうか。
↓ これ
出てきてすぐに気が付いたので猫さんが口にする前に取り除いた。
何やら油のかたまりみたいな固い物質。
猫さんが口にすることはなかったからポイッと捨ててスルーしようかと思ったんだけど、これを販売者に報告しなかったら商品に問題があったことが無かったことになってしまう。
それに、同様の問題に遭遇している顧客がほかにもいるかもしれないし、今後現れるかもしれない。
とくに日本人は、商品やサービスに対して不満があった場合、何も言わずにスルーしてその後そのサービスを利用しなくなるということが多いと聞く。
ゆえに、何が不満だったのかサービスの提供者側には伝わらないため何も改善されず、また改善しようにも何を改善すればいいのかわからないという事態になるらしい。
これは販売者側にとっても良いサービスを受けたい顧客側にとっても良いことではないので、悩んだ末に異物の件を販売者に報告することにした。
販売者側はすぐに対応してくれた。
すぐに代替品を送ってくれた。
そして、その異物と残っているカリカリをパッケージごと送ってほしいとのこと。
それらをメーカーに送って異物が何なのか調べるとのことだった。
このときワイは思った。
「もしこの異物がカリカリから出てきたものではなくて服に付いてたポテチのカスが偶然タイミング良く落ちたとかだったらどうしよう!」と。
新品の代替品までいただいてしまったのにもしそんな事実であったなら申し訳ないし恥ずかしい!
が、返送すると了承してしまった以上送らないわけにはいかないため、指示通りカリカリと異物を返送した。
ドキドキ・・・
そして後日、封書が届いた。
封書にはお詫びの言葉と異物の検査結果が書かれていた。
(もちろん封書に「許してちょんまげ」と書いてあったわけじゃないぞ!
わかるよね、諸君! これはネタだぞ!)
あの異物はパッケージを熱で圧着して封をするときに出た樹脂だったとのこと。
溶けて出た余計な樹脂がカリカリに混入してしまったようだとのこと。
もともとそうゆうことにならないように対策は施されているようだけど、今回はたまたま入り込んでしまったらしい。
あぁー、よかった!
ポテチのカスじゃなかった~☆
と、恥をかかなくて済んだワイはある意味ホッとしたのであった。
当初異物の写真を販売者にメールで送った際は「こういったものはこれまで見たことがない」と言っていたので、今後同様の異物混入の報告があった際には「それはパッケージの樹脂です」とあらかじめ報告できるようになると思われる。
販売者と顧客の双方にとって良かったと思う。
ところで、封書にはお詫びに加えてこんなことが重ねて書かれていた。
そりゃあもう丁寧な言葉で重ね重ねくりかえし書かれていた。
このご時世、商品に不備があると「こんなのが入ってた!あり得ない!」とSNSにあげて物申す人が多い。
いやSNSにあげる前にお客様相談室とかに言えよと思うけど、販売者に対して不満と怒りをぶつけたいのか、SNSにあげて社会的制裁を与えようとする人が少なくない。
「落ち着け落ち着け、大人なんだから」とワイは思う。
デキた人はそんなことしないぞ。
てことで、販売者側にとってSNSによる社会的制裁はかなり脅威なんだなぁと思ったできごとであった。
おちまい
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