今回はイラストがほぼありません。
とあるYouTube動画を見て「なるほどね!」と思ったことがあるのでそれを書こうと思う。
とある動画とはコレ(↓)である。
乙武氏がAI関連の企業の人から聞いたという話。
上の動画の15:30あたりです。
以下、文字起こしです。
AIの仕事をしている人で、その人はAIに読み込ませる膨大なデータを用意する会社の社長さんだったのね。
AIってなんであんなにいろいろ瞬時に判断できるかっていうと、「膨大なデータを食わせているからです」と。
「例えば犬の画像を見せてこれは犬だって判断するのは、もう何百万枚という犬の画像を見せてるから判断できるんです。例えばその見せているデータのなかに101匹わんちゃんに出てくるようなダルメシアンの画像を意図的に入れ込まなかったとしたら、ダルメシアンの画像を見たときに、AIは犬だって判断できるかどうかはちょっとわからない。
それと一緒で、人間は生きてきたなかで〈人間というのは こういう形です〉っていう何百万というデータを手足がある形で読み込んできてるから、ある日いきなり手足がない人間がデータとして出てくると、『なにこれ人間て判断していいの?』っていうふうに戸惑ってしまうのは全く同じ話なんです」って言われた時にめちゃくちゃ納得して…
とくに日本では障害者と健常者が分離されて教育を受けているため(特別支援学級とか)、健常者が障害者を目にする機会が少ないという。
こういった偏見を低減する方法として心理学では、
- 好ましい接触の頻度を高める
- 常に従属的な役割に甘んじないようにする
- 本人がボランティアに参加する
などが一般的なのだそうだよ。
これは心理学検定のテキストに書いてあった。
また、態度変容は態度形成の基盤である側面と異なる側面への働きかけのとき起こりやすいとされている。
偏見は認知・感情的側面が基盤となっているから、行動的側面に働きかけると態度の変化(偏見の低減)を起こしやすいと考えられている。
これってつまり、障害者に対する知識を文章や動画で提供しても障害者への偏見がなくなることは少ない、ということだよね。
まあ無力だとは思わないけど。
協同接触が態度の変化を起こしやすいと考えられているようだよ。
(参照:『心理学検定 基本キーワード 改訂版』実務教育出版)
難病患者や精神疾患者に対する偏見も同じなんだろうなと思った。
理解してもらおうといくら口で説明しても、満足な結果を得ることはたぶん難しいのだと思う。
長い時間をかけて一緒に行動するのが理解への近道なのかな。
心身の調子がイマイチなので、なんだか雑なブログになっちまったなぁ。
おちまい
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